高圧洗浄の次はここが重要!サイディング目地コーキング打ち直しへ
こんにちは!
外壁塗装工事を行う際、「見えない部分の下準備」がその後の仕上がりや耐久性に大きな影響を考える
先日、高速洗浄で外壁の汚れや古い塗膜をしっかり落としましたが、次に重要なのが「サイディング目地のコーキング打ち直し」です。 今回は、この作業がなぜ必要なのか、どのような手順で進みますかについて詳しくお話します。
サイディング目地コーキングとは?
サイディング外壁とは、板状のパネルをつなぎ合わせて施工された外壁のこと。 その「目地」と呼ばれる接合部分には、ゴムのような柔軟性のあるコーキング材が使われています。は大切な役割が3つあります。
-
防水性能を確保する
目地から雨水が侵入しないようにすることで、外壁内部を守ります。 -
建物の伸縮に対応する
気温の変化や地震などで建物が少し動いた際、目地が衝撃を吸収してサイディングパネルを警戒します。 -
外壁の美観を踏まえて
地部分がきれいに見えていることで、外壁全体の見た目も美しい
なぜ打ち直しが必要なのか?
コーキング材は日々の紫外線や雨風の影響を受け続けており、時間が経つと劣化が避けられません。
劣化したコーキングを放置すると、次のような問題が起こる可能性があります。
①ひび割れや割れが発生し、雨水が襲う
②雨水が建物の内部構造にまで達し、腐食やカビの原因でサイディングパネルが外れてしまうリスクが起きる。
これらを防ぐために、劣化したコーキングを削除し、新しいものに打ち直すことが大切なのです。 特に外壁塗装工事を行う際は、この工程を徹底的に行う必要があります。
コーキング打ち直しの具体的な流れ

古いコーキングを専用の道具で丁寧に取り除きます。
この作業が重要で新しいコーキングの堅実性が落ちてしまうため、慎重に進めます。

-
目地の清掃
古いコーキングを取り込んだ後、ほこりや汚れをしっかりと取り除きます。 清掃が行ってないと、新しいコーキングが均一に付着しません。

新しいコーキング材をしっかり密着させるために、目地部分にプライマーを塗布します。このひと手間が、コーキングの耐久性を高める鍵となります。

専用のガンを使い、新しいコーキング材を均一に充填します。この工程では、柔軟性を保ちながら、すき間ができないよう細心の注意を払います。

充填したコーキング材をヘラで平らに整え、目地全体が均一な仕上がりになるよう仕上げます。

-
乾燥期間を確保
新しいコーキング材が完全に固まるまで、一定期間乾燥させます。この間は、雨風や強い衝撃を防ぐため、足場と養生シートで保護します。
打ち直し後の効果と安心感
新しいコーキング材を使うことで、以下のような効果が得られます。
・外壁の防水性能が復活し、建物内部をしっかり守る。
・外壁全体が引き締まり、美観が向上する
・地震や地震などの揺れにも対応しやすくなる
なので、コーキング工事は丁寧にしっかりと作業する必要がございます!
コーキングの豆知識(^^)/
コーキングの寿命は約10年!
コーキング材には寿命があり、通常は約7〜10年で劣化が始まります。
・ひび割れ:乾燥して硬くなる、目地にひびが入る
これらの劣化を放置すると、防水性能が低下し、雨漏りや建物内部雨水が侵入する可能性があります。そのため、定期的なメンテナンスが必要です。
コーキングの色も選べる!
実は、コーキング材にはさまざまな色があるのをご存じですか?
外壁の色に合わせてコーキングの色を選ぶことで、仕上がりが自然です!
お客様のご要望に合わせて色をお選びいたしますので、工事の際はぜひご相談ください。
コーキングがもたす「揺れに強い」役割
日本は地震大国ですが、コーキング材は地震対策の為にも重要な役割を果たしています。例えば、大きな地震が発生しても、柔軟性の高いコーキング材が衝撃を緩和するため、外壁全体の被害を極力抑えられます。
メンテナンスをどうするか?
「まだ大丈夫だろう」と思ってメンテナンスを先延ばしにすると、後から高額な修繕費がかかる場合もございます。
- 雨漏り修理費:外壁内部にまでダメージが及ぶと、コーキングだけでなく外壁全体の修繕が必要になることも
- 断熱材の交換費用:湿気による断熱材の劣化が進むと、交換が必要になることも
その為、コーキングの打ち直しは、将来的な大きな修繕費を考えるための「予防投資」と考えることができます。
最後に:コーキング打ち直しで得られる「安心」
コーキングのメンテナンスは、建物のや住まいの快適さに直結する重要な作業です。 普段は気づきにくい部分があるので、定期的に点検し、必要な時に打ち直しを行うことで、大切なお住まいを長持ちさせましょう(^^♪次回は「雨戸の塗装」に注目! 外壁だけじゃない、家全体の美観を守るために
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